【神社仏閣】みやまで観光するなら、とりあえず清水寺がおすすめ

まちあるき

私はみやま市出身でありながら清水寺に足を踏み入れたことはありませんでした。
周辺の小学生の遠足は清水寺が定番らしいので、もしかしたら私も幼いころにお参りした可能性が無くもないのですが、全く記憶にはない。

さらに、「清水寺には三重塔があるらしい」くらいの知識しかない。

そんな私が清水寺に参拝して「みやまって意外と素敵やん」と思ったお話です。

清水寺へのアクセス

住所:福岡県みやま市瀬高町本吉1119−1

  • 車の場合は九州道みやま柳川ICから約4分
  • 鉄道の場合はJR「瀬高」駅から車で約10分

駐車場

無料駐車場(本坊前大駐車場 約150台)があり、観光シーズンやイベントが無ければ余裕で駐車できるでしょう。

五百羅漢

膨大な数の苔むした地蔵が並んでいるのですが、正直不気味です。
渓流沿いあるので、まるで三途の川のような雰囲気が漂っています。

一人一人違った表情をしていて、この数の地蔵を人の手で作ったと考えると歴史的にも価値がありそうですね。

釈迦の弟子五百人の 「自覚」への道を志す修行僧たちの像です。 文化文政のころから大正年間にかけて奉納されたものですが、 何者かによって首がすべて切り落とされ、 いつしか、 「首なし地蔵」と呼ぶようになっていました。 その後、 誰かが首をつけ現在に至っています。

みやま市商工観光課

仁王門

渓流沿いを歩き、五百羅漢を超えると仁王門があります。
中には金剛力士像が安置されているそうですが姿を見ることはできるのでしょうか?

寺院浄城の入口にあり仏法を守護する役目を持つ「金剛力士」の像を安置した門で延享3年(一七四六)藩主藩民の寄進によって設立されたものである。
仁王像の高さは約二、四米あり、右の像は口を大きく開けて「阿」を表しすべてのもの、発生、根源を意味しさとりを求める心を表わし、左の像は口を結んで「吽」を表わし、すべてもの、帰着を意味し、修行の結果としてのさとりを示すものである。
このことに関連して「阿吽の呼吸」という言葉ある。仁王尊は大力を授けるということから身体強健を祈って大きな草鞋を奉納し、又その草鞋に触れると脚が強くなるといわれている。

みやま市商工観光課

本堂への階段

木漏れ日と歴史を感じる風化した階段が現れ、神社仏閣っぽい雰囲気が出てきました。
みやま市にこんなに歴史を感じる雰囲気の場所があったんだと感心しました。

清水寺楼門(県指定有形文化財)

立派な楼門!!
旅行するたびにいろいろな神社仏閣を巡ってきましたが、こんなに立派な楼門はめったにお目にかかれません!

造営当時は桧皮葺(ひわだぶき)であったが現在銅板葺(どうばんぶき)にかえられ、階上には釈迦如来、文殊師利菩薩の尊像が安置され ています。延享2(1745)年柳河藩主が建立したもので、当時の建築芸術水準の高さを示す威儀正しい建築と云われています。

みやま市商工観光課

みやま市にこんな素敵な文化財があることを知らなかったことがお恥ずかしいです。

清水寺山内

本堂

阿弥陀堂

清水寺三重塔(県指定有形文化財)

九州随一の三重塔。
大阪・四天王寺の五重塔を手本に天保7年(1836)11月に棟上、昭和41年に修復されている。

清水寺のシンボルとされるだけあって立派ですね。

1836年、 大阪の四天王寺の五重塔を手本に、14年の歳月をかけて完成しました。清水山の自然と調和し、 清水寺のシンボルとして親しまれています。

みやま市商工観光課

乳父観音

清水三重塔から見て正面に位置するのが乳父観音。

その名の通り、安産・子育てにご利益があるとされており、「おっぱい観音」とも呼ばれる。
乳房を形どったものを奉納すると母乳の出が良くなるとされている。

清水寺の開祖である伝教大師・最澄の弟子円仁が世の子供たちが健康に育つようにと建てたと云われています。乳不足や乳の病気に悩む女親たちの篤い信仰によって守られてきたと云われています。

みやま市商工観光課

正直この観音様が一番興味深くて衝撃でした。
文化的なものをモロに感じるし、人の想いが濃縮されて詰まっているようなエリアでした。

清水寺はみやま観光にオススメ

清水寺は見どころあるスポットが点在していて、観光に最適!
特に楼門は立派で一度は見たほうがいいと思います。

坂道と階段が多いのでいい運動にもなりますし、さらに上がれば清水山に登ることもできます。

みやま市には何もないという人はぜひ一度足を運んでみてください。

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